出版物の紹介

環境政策

カウントダウン 

世界の水が消える時代へ
レスター・R・ブラウン 著
定価 2,200円(税別)
判型 四六判・272ページ
発刊 2020年08月
ISBN 978-4-907717-64-3

私たちは飲む500倍の水を「食べている」。人口増の一方、食料生産を支える帯水層が世界的に枯渇しつつある!

多くのデータから世界中の帯水層が危機に面していること、そこから推察される食料生産量減少、耕地の砂漠化、水移民……。世界の人口増加の裏で心配される水不足の状況について、レスター・ブラウンが新たな警鐘を鳴らす。

「憲法改正」に最低8年かける国

スウェーデン社会入門
須永 昌博 著
定価 1,200円(税別)
判型 A5判・160ページ
発刊 2016年09月
ISBN 978-4-907717-44-5

民主主義って何だろう。人口は日本の1/10のスケールでも、4年に1度の合理的な同時選挙の投票率は毎回ほぼ90%。「待機児童」も「子どもの貧困」も「下流老人」もいない持続可能な社会を目指す「社会のしくみ」をキーワードごとに解説。

GNH(国民総幸福)

みんなでつくる幸せ社会へ
枝廣 淳子/草郷 孝好/平山 修一 著
定価 1,380円(税別)
判型 A5判・200ページ
発刊 2011年12月
ISBN 978-4-907717-09-4

「我々が礎としている経済指標は、本当に適切なのでしょうか? これまで発展の基準となってきたGDPが、今後も成長の発展の尺度としてふさわしいのでしょうか? 文明や我々を導いていく価値観の基礎となるものは、一体何なのでしょうか? 我々が経済的により豊かになり、そしてこれまでの価値に従って生き続けることは、本当に文明として進化していることの証でしょうか、それとも我々は文明後退の罠にはまり、下方スパイラルの中にいるのでしょうか?」(資料編「2008年、ニューヨークでの『第63回国連総会』におけるジグミ・Y・ティンレイ、ブータン首相による声明」より)。本書の内容は、以上の声明にも端的に示されていますが、無限に経済成長を求める社会に警鐘を鳴らし、幸せな未来へ導いていく価値観の基礎を探るとともに、国内でもGNH(国民総幸福)の哲学が芽生えつつある四つの先行する事例を紹介します。

それでも環境税を払いたくなる本

「自然エネルギーの選択肢」を我らが手に
兼平 裕子 著
定価 1,000円(税別)
判型 A5判・103ページ
発刊 2009年03月
ISBN 978-4-907717-98-8

ガソリンや電気などのエネルギーコストを分析し、環境税や炭素税の是非について論じる。

川崎エコタウン

環境産業革命のさらなる展開をめざして
川崎環境産業革命研究会 編
定価 1,000円(税別)
判型 A5判・132ページ
発刊 2005年12月
ISBN 978-4-907717-94-0

バーミンガムから川崎へやってきた、本格化した次なる産業革命(環境産業革命)のリポート。 

「どこか、よそに先進地域があるのではないか、そう思って、そこを目指してマネしようとする。でも、先進地域はまさにここにあるんですよね。私たちは、教科書に将来載る仕事をやっているわけで、世界史をつくっているわけですからね」(本書「環境産業革命の時代に」より、加藤三郎氏の発言)

川崎の底力―産学公の密接な連携でどこにもないものを生み出します。

定価 510円(税別)
判型 A5判・74ページ
発刊 2002年10月
ISBN 978-4-907717-85-8

循環型社会の構築に先導的役割を果たす北九州のエコタウン事業。推し進めた当時の市長があますところなく描きます。

環境立国日本の選択

道州制・生活大国への挑戦
鶫(つぐみ) 謙一 著
定価 1,200円(税別)
判型 A5判・160ページ
発刊 2003年03月
ISBN 978-4-907717-74-2

あるべき地球の未来から現在を見ると選択肢は限られている!
変わるのは今しかない。方向転換すらできないほどに巨大化した日本社会を適正規模に造りかえるためには、「バラバラで一緒」の分権型道州制国家が唯一残された道である。