つれづれ
秋、福岡が本の街に。「ブックオカ」20周年
2025.11.3
福岡には、「福岡を本の街に」というスローガンを掲げた、本をテーマにしたイベント「ブックオカ」があります。今年で20周年を迎えるこのイベントでは、休日に一般の人たちが通りにずらりと古本屋を並べる「のきさき古本市」をメインに、福岡の書店や出版社による激オシ文庫フェアや、著者を招いたトークイベントなどが開催され、本をキーワードに街全体が盛り上がります。
昨年からは、新たな企画として「BOOK MEETS FUKUOKA」もスタートしました。これは、全国の中小出版社や福岡の個性的な独立系書店、本好きの達人たちが選んだ“激オシ本”が一堂に会するイベントで、福岡PARCOに特設スペースが登場ています(11月9日まで)。

イメージイラストは、詳細なペン画を描く、福岡在住の日高あゆみさんで、会場でも作品が販売されています。

どんな本に出合えるか。会場に並ぶ本を眺めているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。久しぶりに出会った本や著者に、おお! と嬉しくなったり、全く知らない本に会えてさらに嬉しくなったり。スペースのデザインも凝っていて、嬉しいことが続く場です。参加する書店さんは、ブックスキューブリック、ナツメ書店、本灯社、ブックバーひつじが、とらきつね、徘徊堂。こだわりの選書や独自の雰囲気を持つ書店が並びます。街を歩く楽しさを再発見できるこの季節、福岡で書店巡りする際の参考にもなりそうです。

ブックオカ2025のサイトはこちらです。BOOK MEETS FUKUOKAのほかにも、数々のイベントがあります。本を楽しむ秋を満喫しましょう!






