つれづれ
“冬の使者”お食事中~瓢湖からお出かけ
2025.10.26
新潟市郊外に住む友人から「家の近くの田んぼにハクチョウが今年も来ている」と写真が送られてきた。稲刈りした後に出てくる「ひこばえ」などを目当てに約13㎞離れている瓢湖から連日飛んで来ているという。「やや灰色でクチバシがピンク色なのが幼鳥。親たちとシベリアから飛行してきた。冬の間、エサをいっぱい食べて真っ白な成鳥となって3月ごろ帰って行くんだ」

瓢湖は、渡り鳥を国際的に保護するラムサール条約登録湿地に登録されており、10月24日の時点で6505羽のハクチョウが確認されている。湖がある新潟県阿賀野市公園管理事務所によると「10月7日に初の飛来を確認した。外敵に襲われない湖面で眠り、夜明けとともに周辺の農地などに向けて群れごとに飛び立つ。11月下旬が飛来数のピークになるが、現時点で今年は昨年より約1300羽、例年より2000羽も多い」と温かく見守っている。







